大きく生んで大きく育てるが大切!

大きく生んで大きく育てる
小さく生んで大きく育てる

一昔前は、
「小さく生んで 大きく育てる」のフレーズが流行しましたが、とんでもないことです

グラフを見ていただくと、よくわかりますが、
年々 2500㌘未満の低体重児が増えています(T_T)

幸い 医療が発達したので、低体重児で生まれても 致死率は、下がっては、いますが…。

1980年の平均出生体重は、3200㌘
ここ最近の平均出生体重は、3000㌘

赤ちゃんの体重は、
赤ちゃんの細胞の数や、神経発達の数と
正比例しています。

ですので、
低体重で生まれてくると、色んな 臓器や脳神経などが未発達のまま生まれてきてしまいます(T_T)

低体重児で生まれると、歳を重ねた時に その代償を背負うことになります。

例えば、
腎臓の細胞の数自体が少ないので、年齢と ともに、腎臓への負担がおおきくなり、
尿の濾過機能、ミネラルなどの再吸収、血圧調整が うまくいかなくなったりします。

私の数少ない経験ですが、
栄養療法にしっかり取り組んで 頂いた妊婦さんからは、出生体重が3000㌘を下回ることは、あまり なく、
皆さん 口を揃えて  育てやすいと、話してくださります。

脳神経が発達して安定しているために、
夜泣きがないそうです。
お腹が空いた時くらいしか泣かず、いつもニコニコしている。
皮膚が丈夫で綺麗。
感染症にかかりにくい。

大きく生んで大きく育てるためには、

妊娠前~妊娠中~授乳中の母体の栄養状態が重要になります。

妊婦さんに必要な栄養は、

タンパク質→赤ちゃんを大きくする
へむ鉄→血液をしっかりつくる
ビタミンB群→脳神経発達
カルシウムマグネシウム→骨をつくる
ビタミンA→細胞分裂を活発にする。皮膚を丈夫に

赤ちゃんが、一生 丈夫な体で生きていけるように、
妊娠前から、しっかり 準備をしてみてくださーい(^-^)/

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