「コレステロール低下薬は、老化を早める!?」
について~
ご相談にこられるご年配の方の相談シートの薬服用をみると、よく スタチン系のコレステロール低下薬 の記載があります…。
スタチン系薬剤
例えば…
メバロチン、リピトール、クレストールなどなど
★何故?これらの薬剤が老化を進めるのか??
私達の細胞には、ミトコンドリアが存在します。
分かりやすくいえば エネルギー生産工場です。
ミトコンドリアは、心臓・肝臓・腎臓・筋肉に 多く存在します。
年齢とともに活性が低下をしてきます。
子供の時の疲れ知らずの元気さ!は、このミトコンドリアが活発に動いているお陰です。
さて、
このミトコンドリアになる栄養が
「コエンザイムQ10」です。
実は、
コエンザイムQ10が作られる経路とコレステロールが作られる経路が同じなんです。
ですので、
コレステロール低下するために、スタチン系剤を使用すると、写真の通り 生産が途中でとめられてしまい、コレステロール低下とともに、コエンザイムQ10も低下してしまい、
ミトコンドリアのエネルギー生産が低下し、
心臓、肝臓、腎臓、筋肉の動きが鈍り、老化を早めてしまうんです(T_T)
コレステロールは、ホルモンの材料にもなります。
酸化をさせなければ 悪さをしません…。
体の仕組みをしると、どう対応するべきか?が理解できます。
明日は、アスリートとコエンザイムQ10について書こうかしら。