「妊娠力」と「タンパク質」の関係について~
ここ数年
妊娠、出産のご相談を受けることが 増えてきました~!
栄養療法が妊娠 出産に効果があることを知ってくださる方が増えて 嬉しいです♪
まず
妊娠しにくい…という方は、一番に フェリチン数値(貯蔵鉄)をみます。
赤ちゃんを成長させるだけの備蓄があるか?どうか?
これは、元気で頭のいい赤ちゃんになるか?
体の弱い不安定な赤ちゃんになるか?の分かれ目になりますからね~
脳神経の発達にかかわります。
★本題にはいりますが
最近 増えているのが、フェリチンの貧血についで、タンパク質不足による 妊娠 出産のトラブルです。
そこそこ貯蔵鉄の備蓄があるのに、なかなか妊娠しなくて…という方の
血液検査のタンパク質の分画をみてみると、
あらら… おばあちゃんの様な空っぽ数値(T_T)
タンパク質は、皮膚や粘膜の材料です。
皮膚がめくれこんで 内側に入ったものが、粘膜です。 そして、子宮などもあります。
皮膚がカサカサする 吹き出物ができる 敏感肌…という方は、内側の粘膜 子宮 なども 同じ状況だ ということです。
材料不足で、子宮→赤ちゃんのベットが 完成していない状況では、妊娠しにくいのも当たり前ですよね(T_T)
卵子の膜もタンパク質でできています。
タンパク質が不足すると 壊れやすい 未成熟の卵子です。
運よく妊娠をしても、妊娠を継続させるには、ホルモンの分泌を継続させなければなりません。
そのホルモンも、タンパク質が材料です。
不足すると妊娠継続が難しく 流産してしまいます。
妊娠継続をしている中で タンパク質不足があると、
受精卵の細胞を分裂させて 赤ちゃんを成長させるのに タンパク質が不可欠です。
犠牲になるのは、母体です。
特に細胞のターンオーバーの早い臓器が 不足のサインを訴えます。
細胞のターンオーバーが早い臓器は、ご存知のとおり、胃腸粘膜です。
それが、つわり です。
それから、
妊娠が進み 赤ちゃんが成長してきたときに、タンパク質が不足したままでいると、成長してきた赤ちゃんの重さに 子宮が耐えきれず 切迫流産のリスクが高まります。
妊娠する前の準備として、フェリチン(貯蔵鉄)の数値を50以上にしておく事
タンパク質の数値もしっかりと 改善しておく事をオススメします(^-^)/